誘惑したくなる上司の条件



「今日は何かしたいことあるか?休みはまだまだあるぞ?」

寝不足でそんな事を聞かれても…


眠たいとしか答えられない。


すると、突然鳴ったインターホン。

こんな朝早くから来客なんて…

2人、不思議そうに顔を見合わせた。



課長の驚いた声が玄関先から聞こえてくる。

「どうしたんだよ、突然!」

あら、誰かやばい人でも来たのかしら…?

昔の女?…とか

それって、私がここにいたら、なんか気まずいんでない?


耳を澄ませていると

相手が部屋に入ってきたのか、それを止める課長の声が部屋中に響き渡り


廊下とリビングを繋ぐ扉が開いた瞬間


目が合った。


かなーり

体格の良いおばさんと

逆にもやしのようにひょろっとしたおじさんと。




誰っ⁉


目が合って

数秒の沈黙のあと

口を開けて驚いた表情をしていたおばさんが


手に持っていた紙袋をドサッと床に落として


「ちょっとーーーっ‼‼」

大声で叫んだ。


驚いた私は絶句。

その御二方の後ろで、何も言わず両手を合わせて謝る仕草をしている課長…


何事が起こりましたかっ⁈