誘惑したくなる上司の条件


帰り道、展望台で綺麗な景色を見たって

美味しいレストランに行ったって、頭の中は、話の内容が気になって

せっかくの2人きりのデート?に身が入らない。



「どうした?昨日の酒がまだ抜けないか?」

心配をしてくれているというのに…

私ときたら…。



「課長…私、課長が話したかったことが気になるんです。」

「ああ…そうか。」そう呟いたあと

課長は少し照れ臭そうに運転席側の窓を見た。


「また、来年も一緒に来たいな」

「えっ?」

「また来年も一緒に来たいなっていう…それだけの話だよ。」

「課長…?」

それってなんだか…

未来を繋ぐ約束みたいで…

恥ずかしーーー‼


「また来年も一緒に来ましょう‼」


「元気になったな?」

「はい‼元気になりました。」