もう一度


それからご飯を皆で食べた。

中の具は、玉ねぎとベーコンを塩コショウで炒めたもので、お父さんが昔よく作ってくれたのと同じだった。

びっくりしていると、涼子さんが微笑みながらお父さんが教えてくれたのだと教えてくれた。

馬鹿、そんな事されたら、また期待しちゃうじゃない。

期待して、また傷ついちゃうじゃない。

嘘。

嬉しい。

素直になれないだけ。

ありがとう、涼子さん。

……ありがとう、お父さん。