僕のはなし・続



「しかも面白いことに
あの男、俺……友也の顔をした俺を抱こうとしてきやがった

友也のオヤジは、実の息子を抱こうとしようとしたんだよ

最低だな



前々から、あのオヤジをつけていたが…

まさか、こんな簡単に殺せるとは思わなかったぜ」





ああ…だからか……

友ちゃん…いや、琥珀くんと一緒に
第三回戦のゲームをした子…

あの子が殺されたとき、男たちが変なことを言っていたのが気になっていたが…


琥珀くんが跡をつけていたからか……




「純太の野郎を殺してやろうと思っていたが……


友也……友也の顔をした俺を必死に守ろうとしていたし……

自分が犯した罪も友也に謝ろうとしてたみたいだからな……


純太は、助けてやろうと思ったが……



てめぇに、携帯やスイッチを取られ
純太を殺されたからな」





琥珀くんは、手を握りしめ

俺を鋭く睨んできた




「まさか、俺の部屋に忍び込んでくるとは思っていなかった

てめぇ、やっぱりホモなんだな
俺が眠っていたとき変なことしてねぇだろうな」



「ホモじゃねぇ…って!!
このチャラ男の性格は、お前と同じ演じてただけだ!!

男に手を出すわけねぇだろ!」





なんで男の俺が…

男を襲わないといけない!?


友ちゃんは、可愛いから好きだけど…

男に手を出すほど女に不自由してねぇよ!




「お前、警察だろ?
なんで、そのスイッチを押した?

そのスイッチが参加者たちを殺すスイッチだと知っていただろ」



「……………まあ…ね…
なんでだろ……俺もよく分からないや〜」




警察失格だよな……

人を殺めるなんて………




「最後のあの台詞……

蝶は人には勝てない……


俺の手帳を盗み見たな?」




「ああ…うん………
俺もあれを見て納得したよ」





琥珀くんが持っていた手帳……

その中に、ゲームの進め方などが書いてあった



最後に生きていたものは……

自分のつけているピアスと腕輪の模様で
勝てる方をゲームの勝ちにする



純ちゃんと琥珀くんの対決……

純ちゃんは、蝶のピアスと腕輪をしていた


琥珀くんは、人間のピアスと腕輪



だから、蝶は人間には勝てない



そういう意味の模様だった