僕のはなし・続





「………………あ、あれ……?
な、なんで………」




僕は、引き金を引いたのに……

痛みが走ったり、血が出ていなかった


ましてや、死んでいなかった





「はぁ…………よかった……
友也がゲーム支配者じゃなくて、よかった………」


「えっ………?」





純太くんは、安心したような笑みを浮かべると

僕の腕を引っ張り立ち上がらせた





どういうこと……?

僕は、なんで死んでないの……?


しかも、あんなに疑っていたのに…

なんで僕がゲーム支配者じゃないって言ったの?





「友也……騙して、ごめんな?

その拳銃は、空砲だよ
お前が本当にゲーム支配者じゃないのか確かめたかったんだ」


「ど、どういうこと……?」




僕は、今の自分の状況が分からず…
頭の中は混乱の二文字で埋め尽くされていた




「昨日の夜、亮輔が俺の部屋に来て
友也がゲーム支配者だったら、どうする?って言ってきたんだ

俺は、そんなはずがないと言ったら
アイツ、そうだといいけどね……なんて意味深なこと言って部屋から出て行った


それで、今日……

亮輔がなんであんなこと言いだしたのか聞こうと亮輔の部屋に行ったら…


亮輔は、死んでいた


自殺じゃない
あれは、誰かに殺された感じだった


俺は、他の奴等が殺したんだと思い
他の奴等の部屋に向かったら……

そいつらも誰かに殺されていた



俺は、急いで友也の部屋に向かった
友也も殺されてるんじゃないか…と思って…

でも、友也は生きていた

安心したと同時に怖くなった



残ったのは、俺と友也だけだ

俺は、このゲーム支配者は
このゲームに参加しているヤツだと思うって言ったことあるよな?


亮輔のあの意味深な言葉と今の状況……
友也がゲーム支配者だと考えてしまった



しかもゲームは、ゲームを行っていないのに友也の勝ちだ

怪しすぎるだろ?



だから、少し試させてもらった


もし、俺を殺そうとしたり
本性を出したら……

ゲーム支配者だと決定だと……



でも、やっぱり…

友也は、友也だった


ゲーム支配者じゃない

俺の親友……羽柴 友也だった



ごめんな、疑ったりして……

すげぇ叩いたりして、ごめん……」






純太くんは、僕の頬に触り心配そうに言ってきた

僕は、そんな純太くんを見て嬉しかった


いつもの純太くんだと思って…

安心した