「えっ……
な、なにこれ……
優勝は、僕……?
な、なんなんだよ…っ!これ…っ!」
「フッ………
やっぱり、そうか………」
純太くんは、クスッと笑うと
前髪を上にあげ、僕を睨んだ
「友也、下手な嘘はやめろ
お前が…
このゲームの支配者だろ!」
「……………え…
な、何言ってるの…っ!?
僕がこのゲームの支配者なわけな……」
純太くんは、いつの間にか手に拳銃を持っていて、僕はそれを見て言葉を失った
「……………友也…
俺は、お前を信じていた…
信じていたのに…っ!
お前は………っ!」
「何を言ってるの!純太くん…っ!」
純太くんは、悲しげな表情を浮かべながら僕に拳銃を向けてきた
どうしたの…っ!
純太くんは、いきなりなんで…っ
僕に拳銃を向けて…っ
「亮輔が死ぬ前に俺に言ったんだ…
もし、次のゲーム…
ゲームをせずに、友也が勝つことになれば…
友也がこのゲームの支配者だって……」
「な、なんで亮輔くんが……
ぼ、僕…っ!
ゲーム支配者なんかじゃないよ…っ!
信じて…っ!純太くん…っ!」
亮輔くんが何故、そんなことを言ったのか分からない……
だけど、このままだと……
僕は純太くんに……っ
「友也…っ!亜理砂は、どこだ!」
「知らない…っ!僕、本当に………」
「黙れ!」
「うっ……」
純太くんは、僕に近寄ると
思いっきり殴って、僕はその場に倒れた
純太くんが……僕を……
なんで…なんで…信じてくれないの…
僕は、本当に亜理砂ちゃんの居場所を知らない
ましてや、芽依ちゃんの居場所も分からない
「友也…っ!
俺を殺すため、どこかにスイッチを隠し持ってるだろ!
それを押させてたまるか!」
スイッチ……
たぶん、純太くんが言っているのは
腕についているブレスレットのことだ
僕と純太くんは、ブレスレットから毒が流れて
今まで勝負に負けた人は、これで死んだと考えていた
ゲーム支配者が持ってるであろう
毒が流れるようにしてあるスイッチを
純太くんは、僕が押すと考えている
でも、僕はそんなもの持っていない!
だから、純太くんを殺せるはずない!
純太くんを僕が殺すわけないだろ…っ!

