純太くんが目を覚ますと、自分を見下ろしている人がいて飛び起きた
その人は、亮輔くんだったらしくて…
亮輔くんの手には、血のついたナイフがあった
亮輔くんの身体も血まみれで……
純太くんは、亮輔くんが刺されたのだと思い亮輔くんの手当てをしようとしたら
亮輔くんから、何故こんな状態になったかを教えてくれたらしい
亮輔くんは、このゲームをやることが面倒になり早く終わらせようと
純太くんや僕以外をみんな殺したと言ってきた
純太くんは、それが信じられなくて
何を言ってんだ…!と亮輔くんに言おうとしたら……
亮輔くんは、自ら自分の胸にナイフを刺して、そのまま息を止めた…
「う、嘘だ…
亮輔がそんなことするはずがない…っ!」
「友也…っ!」
僕は、純太くんの話を全て聞いたが
亮輔くんが、そんなことを…
しかも、自殺するなんて信じられなくて
純太くんの手を振り払い、部屋を飛び出した
「うっ……」
部屋を出た瞬間……
生臭い臭いがして、僕は周りを見渡すと
僕らと同じで、まだ生き残っていた人たちが血を流して倒れていた