僕のはなし・続


『こんな厳つい顔でタトゥーが彫られているなら、ヤクザとかかな?』

「………僕もそう思う」


簡単には殺せないってこと…
殺る前に殺られる可能性がある

だからゲーム支配者は、難易度高い相手を選んだのかもしれない…


『さて…
どう殺るかな…?』


鈴本くんはニヤニヤと笑いながら
腰に隠してある銃を触り街の人たちを見ていた


鈴本くん…
人を殺すことに恐怖はないんだろうか…


僕は不思議に思いながらも、身体を震わせていた


人を殺す…
僕が人を殺す…

芽依ちゃん…
僕はどうすればいいの…


『まず、相手に俺らのことを気づかれてはいけないな…

そして、油断させて殺すか…
それとも、多勢の人がいる中で隠れて殺すか…』

「………あの…
僕に聞こえてるよ……?」


鈴本くんは僕に聞こえるくらいの大きさで心の声を出していた