〜 友也 視点 〜


純太くんの部屋につき
僕たちは何も話さないまま気まずい空気が流れていた


「…………純太くん…僕ね…
確かに純太くんたちに隠してることがあるんだ…」


亮輔くんが言ったこと…
確かに僕には秘密がある…

このことを言ったら…
純太くんは僕から離れていくかもしれないこと…

でも言わなくちゃ…
言って、それで純太くんが僕を嫌っても…

それでいい…


「純太くん…ぼ、僕…っ!」

「言わなくていい」

「えっ…?」


僕は驚いて純太くんを見ていると
純太くんは僕と顔を合わせず、俯いていた


「言わなくていい…

ずっと俺に隠してきたことなんだろ…?
それだけ秘密なことなんだろ…?

なら言わなくていい
無理して言わなくていい…」


純太くんは何を決意したみたいに顔を上げ僕を見てきた


「俺…っ!
ずっとお前に言えないことがあったんだ…っ

俺のは聞いて欲しい…っ!
俺はずっと後悔していた…!

あんなことをして…
お前を裏切るようなこと…っ

聞いてくれ…っ!
俺は、お前の…」

「いいよ
純太くん、純太くんも言わないで…」

「だ、ダメだ!
そ、そんなの…っ

俺はこれからもお前と一緒にいたいんだ…!
話をして、お前と関係が終わっても…
俺はお前と一緒に…っ!」


〜〜〜 ♪


「「……っ!!」」


僕たちの携帯が同時に鳴った


僕たちのが同時に鳴ったんだ
誰からか、すぐに分かる…

僕は自分の携帯を手に持ち
メールの内容を見た