僕のはなし・続


「そいつらが話した内容で有益な情報はないのか?」

「…メールのとおりだそうです……」

「そうか…」


俺は田村 宏のつけていた腕輪を触り見た


「それにしても…似てやがる…」

「何がですか?」

「三年前だったかな…
俺、この事件に似た事件を担当していたことがあるんだよ…」

「えっ…⁉︎」


俺の言葉に部下は声をあげ驚いていた


「全く今と同じで…
彼女が攫われて彼氏が助ける参加型殺人ゲーム

ゲームに負ければ
彼女はもちろん自分も死ぬ

三年前と似てやがる…」


ゲームの内容…
男がつけている腕輪とピアス

三年前と同じだ