「ここが新撰組の本部か。でっ...でかい。」
貴族の家ではないかというほどの大きさの豪邸が目の前に。

「ご...ごめんください。」
声が裏がえっちゃった。

「誰だ?」
急に出てきた男が言う。

「申し遅れました。沖田総司と言います。」

「あ....あの沖田家の沖田総司か。」

「はい。」

「申し訳ない。私の名は山崎と申します。どうぞ中へおあがりください。」

新撰組と聞いたので怖い男の集まりと思っていたが違ったらしい。

「ただいま近藤さんと土方さんがいらっしゃらないのでしばしお待ちください。」