「おさまるまで、ここにいろ」


そして、私の身体をぎゅっと包み込む。


大嫌いな蓮條に身体を預けて、私は安堵した。




雷が過ぎ、電気が復旧しても、蓮條はこのことでからかう事はなかった。


良い時と、嫌な時のギャップがありすぎて、

困る・・・。



私は、蓮條に対しての気持ちを考えると、


なんだかモヤモヤしていた。