楽々セーフ・・・♪♪

記念すべき、20回目の遅刻は先送りっ!!



余裕で登校する私の目の前で、イキナリ校門が閉められる。


「なっ・・・!」

なんで!?


驚いて、放心状態になっていると、予鈴が鳴り響いた。


「20回目の遅刻だな?・・・橘 瑞希」


こいつは・・・


生徒会長の蓮條暁人だ!


なんで、ここにいるの?


「遅刻じゃない!予鈴は鳴ってなかったのに、門を閉めたでしょ!」