「そうだよな。瑞希、忙しそうだしな・・・」


そう言って、大和はため息をつく。

「何？なんかあるの？」

「や・・・別に」


大和がそんな言い方する時は、絶対何かある！


「絶対何かあるよ！ゆって！」


大和をじっと見て、問い詰める。


・・・


「試合が近くなったから、またマネージャーを手伝って欲しかったんだよ」


「手伝うよ！！当たり前じゃん！」


私は、即答した。


今度、呼び出しくらった時の、正当な断る理由になるし！


何より、柔道は大好きだもん。