Assassins

いつの時代も国の上層部は、一般の明るみには出せない闇というものを抱えている。

古くは旧日本軍の731部隊然り、警察の汚職然り。

あの暗殺者達は、そういった闇に関わっているのか、それとも関わらざるを得なかったのか。

闇を叩く為には、自らも闇に染まらざるを得ない場合もある。

日の当たる場所にいては、決して根絶やしにする事の出来ない闇もある。

毒を以て毒を制する以外に、方法がない場合もある。

「その暗殺者達は、そういう類の『毒』じゃないかって事?」

「…あくまで自分の憶測に過ぎんがな」

美奈の言葉に、倉本は頷いた。