Assassins

まだあちこちに警察官が配置されていた。

山狩りまでして亮二を追い詰めるつもりか。

しかし亮二は気殺が使える。

一般の警察官程度では、何百何千いようと、亮二の存在を気取る事は出来ない。

仮に存在に気付いたとしても、演習場のど真ん中に乗り込んでいって標的の暗殺を遂行するような超一流の暗殺者だ。

実戦経験もない警察官など、一般人と同じ。

亮二の敵ではなかった。

とはいえ、彼も快楽殺人者ではない。

無用な殺しは避けたかった。

慈悲の心ではなく、余計な労力を割く為。

必要とあらば躊躇なく殺すが。