Assassins

「っ!」

直後に何かにぶつかって尻餅をつく。

鼻の頭を押さえ、見上げた彼が目にしたものは。

「ひぃっ!」

鋼線で縛り首にされ、吊り下げられたままの百八星の刺客の亡骸だった。

彼らだけではない。

よく見ればコンテナの薄暗がりに、幾つもの遺体が転がっている。

脳天を突き刺された者。

顔面を殴打されて二目と見れない顔になった者。

全身に手裏剣を打ち込まれた者。

どれもこれも、残忍極まりない方法で殺された者達だ。

このコンテナ船は地獄絵図。

冷徹無比な暗殺者が潜む迷宮だった。