Assassins

やがて、配電盤の方が先にショートした。

電流が止まり、力尽きて倒れる奈美。

全身から白煙が上がっている。

今も痙攣は止まらない。

心肺停止。

流石の百八星トップクラスの刺客も、これでは生きていられないだろう。

「……」

壁に体を預け、亮二は呼吸を整えた。

手強い相手だった。

もし配電盤がなかったら。

もし鋼線を持っていなかったら。

殺られていたのは確実に亮二だっただろう。