Assassins

そんな三人の前に。

「!?」

刀を右手に握った伊庭が現れる。

身を隠す事もなく、発見も意に介さず、堂々と天祐星達の前に現れた。

「貴様が侵入者か!」

「殺せ、切り刻んで海に肉片をばら撒いてやれ」

それぞれの得物を構え、伊庭に襲いかかろうとする天祐星達。

だがそれよりも速く、伊庭は手にした刀を振るう!

閃光のように走る刃。

幾条もの光が、伊庭の周囲を線となって煌めく。

しかしその一閃たりとも、天祐星達に掠める事はなかった。

「何処狙ってやがる!」

嘲笑する天祐星達。

掠める筈もない。

伊庭が狙ったのは天祐星達ではなく。

「!!!!!!」

周囲に積み上げられている巨大なコンテナだったのだから。