Assassins

しかし、如何に亮二達の存在が無でも、殺された百八星の刺客の遺体はそこに残る。

程無くして、侵入者の存在に気付いた見張り達が騒ぎ始める。

問題はない。

元よりこのコンテナ船に乗っている人間は皆殺しにするつもりだったのだ。

遺体の処理も敢えてしなかった。

百八星の連中が警戒し、侵入者の存在に脅え恐れ戦く方が都合がいい。

…彼らは楽には殺さない。

何が起こったか分からないうちにあの世行き、などという手緩い真似はしない。

命を奪われる恐怖、何処から襲われるか分からない恐怖、死が迫る恐怖を極限まで味わいながら死んでいってもらう。

その極致を小野寺には必ず味わわせる。

亮二の村の住人達が、そんな恐怖を味わいながら死んでいったように。