Assassins

刀を鞘に納め、目の前に置き。

「……」

伊庭は亮二達の前に正座し、深々と頭を下げた。

土下座。

「お、おい、何の真似だそりゃあ」

流石の松岡も驚く。

…伊庭は隠密の流派の出だ。

金さえ積まれれば、どんな依頼者にも付き、どんな汚れ仕事もやってのけた。

村一つ壊滅させた事もある。

女子供を容赦なく皆殺しにした事もある。

考えられるありとあらゆる苦痛を与えて情報を聞き出し、自ら死を懇願するほどの拷問を加えた事もある。

そんな伊庭を、依頼者さえも蛇蝎の如く忌み嫌い、腕は立つが人間の情の欠片も持たぬ暗殺者と、裏の世界では噂された。