「拘置所に襲撃してきた百八星の刺客が持っていた得物だ。相当な業物らしいんでな。頂いてきた」
亮二は事も無げに言う。
「……」
無言のまま、刀と亮二の顔を見比べる伊庭。
…俺が使っていいのか。
ついこの間まで、亮二の命を奪おうと追跡を続けていたこの俺が。
「俺も松岡さんも、剣術は門外漢だ。お前に持たせるのが一番いいだろう。お前がいい得物を持っていれば、俺達にも都合がいい。ただそれだけの事だ」
亮二はそう言って松岡の顔を見る。
「…いいブツ持たせてやってんだ。それに見合う働きしろよ忍者野郎。何かあったらテメェが一番に前に出て、一番におっ死ね」
松岡はそんな無愛想な物言いをした。
亮二は事も無げに言う。
「……」
無言のまま、刀と亮二の顔を見比べる伊庭。
…俺が使っていいのか。
ついこの間まで、亮二の命を奪おうと追跡を続けていたこの俺が。
「俺も松岡さんも、剣術は門外漢だ。お前に持たせるのが一番いいだろう。お前がいい得物を持っていれば、俺達にも都合がいい。ただそれだけの事だ」
亮二はそう言って松岡の顔を見る。
「…いいブツ持たせてやってんだ。それに見合う働きしろよ忍者野郎。何かあったらテメェが一番に前に出て、一番におっ死ね」
松岡はそんな無愛想な物言いをした。


