Assassins

それは、突然だった。

「!?」

独房の天井の隅に四肢を踏ん張って張り付いていた亮二が、天剣星の頭上より急襲!

彼は天剣星の背後から裸絞めで首を絞め上げる!

自慢の刀も、背後には届かない。

もがく天剣星。

彼は力任せに亮二を振り回して、壁へと叩き付ける!

「っ…!」

強かに背中を打ちつけられた。

顔を僅かに顰めながら立ち上がる。

亮二は今、丸腰の状態だ。

アイスピックは、ここに収容される前に没収されてしまっている。

素手でも戦えない事はないが、分が悪い。

だが天剣星は、亮二が素手だろうと容赦はしない。

標的を抹殺する事、それが彼の全て。

鋭い刃が、切っ先が、亮二を紙一重で掠めていく!