Assassins

そんな時だった。

「!」

夜の静寂を引き裂くように、非常ベルが拘置所内に鳴り響いた。

何事かと起き上がって騒ぎ出す収容者達。

看守が静まるようにと、収容者達を怒鳴りつける。

独居房の窓から、亮二は外を見る。

…手に手に武器を持ち、集まる看守達。

その看守をものともせず、次々と殺害している男の姿があった。

鋭利な日本刀を手にした、大柄な男。

百八星の刺客、天剣星。

亮二は絶句する。

考えが甘かった。

亮二達が拘留された事で、高笑いしている?

冗談じゃない。

小野寺はそうかもしれない。

だが百八星は、『生きている事すら許さない』。

例え拘置所だろうが刑務所だろうが、絞首台の上だろうが。

亮二達に息がある限り、彼らはどこであろうと殺しに来る。