Assassins

しかし、亮二達が倉庫を出た時だった。

「ゆっくりと手を挙げろ」

そんな声と共に、三人はサーチライトで照らされる。

ポリカーボネート製の盾と臑当・篭手・防護ベスト・太股覆いで構成された防護装備、SB8型防護面付特殊警備用ヘルメット、ガス筒発射器で武装した数百人の機動隊員が待ち構え、その周囲を数十台のパトカーがグルリと取り囲む。

それらの一団の先頭に立つのは、倉本と巽だった。

「首都高速での大立ち回り、てめぇらの仕業だな?」

「だったらどうする」

巽の言葉に答える亮二。

既にアイスピックが握られている。

「この程度の機動隊、全員ぶちのめしてでも俺達は行くぜ?」

ミシリと左拳を握り締める松岡。

「……」

伊庭もまた、無言のままで背中の刀に手をかける。