Assassins

「太平洋戦争の頃から政治家って…もう120超えてんじゃないスかっ?」

ギョッとする巽。

「口を慎まんかこのバカタレが!貴様のような洟垂れが、口をきいていい相手じゃないぞ糞餓鬼!」

金丸は口汚く巽を罵る。

巽のような権力上等の刑事が、そこまで言われて一言も返せない。

修羅場を潜ってきた彼でさえ反論できないような威圧感が、この車椅子の老人にはあった。

それでも臆する事なく。

「今日は金丸先生にお伺いしたい事があり、無礼を承知でお訪ねしました」

金丸に告げる倉本。

「知らん、失せろ木っ端役人。貴様らに答えてやる事など何もないわ」

側近に車椅子を押させて、車に乗り込もうとする金丸。