Assassins

だがどんなに息巻いた所で、檻の中である事に変わりはない。

松岡に出来る事は、投げつけられる匕首から、辛うじて急所を守る事だけ。

「しぶといな。足掻いた所で苦痛が増えるだけだというのに…よし…」

天慧星は匕首の刃に油を塗った。

そしてそれに火を点けて。

「これならどうだ?」

木組みの檻に投げつける!

当然、木に炎が燃え広がり、松岡は閉じ込められたままで熱気と煙に苦しめられる。

更にその状態で、火の点いた匕首が松岡の身を斬り、突き刺さる!

「失血死か、焼死か。どちらが死因になるか賭けてみるか?」

天牢星と笑い合う天慧星。

しかし。

「く…くくくくくくく…」

それに釣られたように、松岡もまた笑った。

「馬鹿だよなお前ら…全く何も考えちゃいねえ」