Assassins

とはいえ、天慧星達は警戒もしていた。

二人の暗殺者、雪村 亮二と松岡 雄作。

そのうち松岡 雄作は凄腕の空手使いであり、拳獣と称するに相応しいほどの凶悪な空手を使用する。

下位とはいえ、地煞星七十二星の大半を皆殺しにした松岡の強さは、天慧星達の耳にも入っている。

そんな男と、どうしてまともに相対する必要があるのか。

凶暴な獣のような男ならば、凶暴な獣のように扱って殺せばいい。

「こうして檻に閉じ込めて、弱るまで甚振り続ける!」

天慧星の投げた匕首が、また松岡の身に突き刺さった。

既に彼の体は紅に染まり、血が滴り落ちる。

「もう10本以上は刺さっているだろうに…体力も獣並みか?」

「野郎…」

呼吸を乱したまま、松岡はギロリと睨む。

「テメェら只で済むと思うなよ…?」