Assassins

「ん?」

観測手の天巧星が怪訝な顔をする。

双眼鏡の向こう側。

無防備にも亮二が木の陰から出て来る姿が見えた。

「諦めて白旗のつもりか?見逃す筈がないだろう」

天哭星、天暴星の二人に発砲の合図をする天巧星。

しかし次の瞬間!

「!!!!!!!!」

音もなく飛来した二本のアイスピックが、天哭星と天暴星の二人の眉間に突き刺さった!

「馬鹿な!アイスピックを投擲して命中させたのかっ?この距離をっ?」

500メートル、しかも樹海の木々によって視界は阻まれているというのに。

枝と枝の隙間を狙って、的確にアイスピックを投擲して命中させたのか。

何という技術か。