Assassins

さてどうするか。

「俺ぁお手上げだな」

舌打ちする松岡。

彼は素手だ。

狙撃手を相手にするには、接近するしかない。

しかし弾丸装填の隙が無いのでは、接近する事すらできない。

相手の弾切れを待つしかないか。

「敵が何発弾を持っているか分からない。それに敵も馬鹿じゃない。こちらが動かなければ無駄撃ちはしないでしょう」

亮二の言葉に、松岡は苛立ちながらもう一度舌打ち。

「俺に考えがあります」

亮二は二本のアイスピックを、片手に一本ずつ握った。

「松岡さんは接近する準備をしておいて下さい」