Assassins

「雪村」

建物の上から声がする。

亮二が立ち止まって見上げると、そこには松岡の姿があった。

「松岡さん…何故ここに」

「今回の仕事は警備が厳しいんでな」

松岡はヒョイと地面にと飛び降りる。

着地の音さえしなかった。

亮二を超える大柄だというのに。

「二人でやれと指示があった」

「……」

松岡の言葉にも返事のないまま、亮二は無言で進み始める。

「つれねぇこった」

軽く舌打ちし、松岡も続く。