Assassins

「この野郎!」

押し留める事が出来ないのならば。

地悪星は松岡の頭を鷲摑みにする。

腕力がずば抜けているのならば、当然握力もずば抜けている。

林檎など簡単に握り潰す握力で、松岡の頭部を破壊してやるつもりだった。

頭蓋骨を砕き、脳まで握り潰してやる。

そう考え、渾身の力を込めようとした地悪星は。

「っっっっ!」

松岡の左拳が振り上げられている事に気付く。

極限までテイクバックされた拳。

言うなれば助走段階。

ここから勢いをつけて。