「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

発作が起きてます。

どうしよう。

目の前がぐるぐる回ってる。

バタッ


倒れてしまった。







ピッピッピッピッ

ピッピッピッピッ

ピッピッピッピッ

「んっ・・・」

「あ、気がついたな」

「せ、先生?」

目の前には先生。

「大丈夫か?おまえ、顔真っ青にしてしんどそうにぶっ倒れてたんだぞ?」

「え?あ、発作ですね。すみません。」

「心配したんだぞ。」

そういって、頭を撫でてくれる。

「ほかの奴らも呼んだから、もーすぐくるぞ」

「みんなが来るまでもう少しこうしててもらえませんか?」

「しかたねーな」

「んっ・・・」

そう言って先生は私にキスした。

カタッ

なにか音がしたような?

気のせいか。

先生の匂い。

先生の体温。

全部が好き。

とっても落ち着く。

「そろそろ来るから離すぞ?」

「はーい。」

少しさみしいきもするけど



「もゆー!!!!!大丈夫!?」

大声で走ってきたゆみちゃん。

私に抱きついて泣いてる。

嬉しい。

「もー、もゆのバカ!バカバカバカバカ!」

「ごめんよ」

そう言いながら頭を撫でる。

「まぁ、生きてたから許してあげる!」

「ありがとー。」

ゆみちゃんは可愛い。

「もゆ!大丈夫か!?」

慌てて入ってきた、ともちゃん。

ちょっと気まずい。

「うん。大丈夫だよ。ごめんね」

「ふぅ、安心した。」

何もなかったかのように接してくれてる。

よかった。