「そうなんですか?分かりました」

それなら今日は、行かない方がいいのかしら?

すると先生が

『もう少しでお前の所のプロットが完成するから
来るなら15時半過ぎに電話してやる。
だからお前の携帯番号教えろ。
嫌なら明日にするが?』

「い、いえ…とんでもございません。
ちょっとお待ち下さい…えっと…私の番号は…」

テンパりながら慌てて自分のスマホを探した。

バサバサッとリスクに置いてあった
資料を落としてしまった。

「あー資料が!?落ちちゃった…」

『落ち着け。待っていてやるから』

「す、すみません。」

何とか資料を戻しつつ先生に携帯番号を教えた。
そうしたら先生の番号も教えてもらえた。

嬉しい。

そして私は、仕事をしながら電話を待つ事にする。

会いにくいとか言いつつも待っている自分。
結局どうしたいのだろうか?私は…。

15時40分ぐらいに電話があった。

待ち合わせは、近くの喫茶店にすることに
どうやら睦月君がパフェを食べたがっているらしく。

喫茶店に行くと先生と睦月君が居た。

「お待たせしました」

「あぁ、悪いな。こんな所に呼び出して…ほら。
これ完成したからざっと読んで感想をくれ」

そう言いプロットを渡してきた。