お礼を言うとコクリと頷き
黙ってたたみだす睦月君。
だが、幼いためたたみかたは、滅茶苦茶だが。
まぁそこがまた、可愛らしいのだけど
後で直せばいいかと思い気にしないでおく。
2人だけなので洗濯物が少ない。
先生がマメに洗濯をしているのだろう。
家事も完璧だなんて…羨ましい。
すると男性用の下着を発見。
「キャアッ!?」
思わず叫んで放り投げてしまった。
あ、いけない。
先生の下着がひらりと舞う。
そうすると絶妙なタイミングで睦月君が
キャッチしてくれた。
ナイスキャッチ…って、ダメじゃない!!
自分。
「あ、ありがとう。睦月君」
苦笑いしながらお礼を言うと
下着を渡してくれた。
落ち着いてよく見ると
先生は、ボクサーパンツなんだ?
ハッ!!
いや、ジロジロ見るなんて変人みたいじゃない。
慌ててたたんだ服の上に置いた。
全部たたみ終わると綺麗に片付いた。
先生の部屋には、入れないけど
睦月君の部屋なら入れる。
「睦月君。洗濯物をしまうから
案内してくれる?」
そう言うとコクリと頷き
部屋まで案内してくれた。
睦月君の部屋にあるタンスを開けると
綺麗に並べてある。
先生の几帳面さが出ていた。
この完璧さ……自分も見習わねば
女の私の方がいい加減かもしれない。
なんとも情けない事だろうか。
片付け終わり行こうとすると写真立てに気づいた。
見てみると睦月君の赤ちゃんの頃の写真だった。
「可愛い~!!」
赤ちゃんの頃もとても可愛いらしい。
するともう1枚の写真立てにも目が映った。
それは、綺麗な女性が
睦月君を抱いている姿だった。



