イクメン作家と恋心。初期版。(修正済み&205ページ挿し絵有り)


「は、はい。」

慌てて返事した。

えっ?それだけ?

睦月君が帰って来たのに

睦月君も何も無かったかように
自分の部屋に行くと荷物を置きうがいと
手洗いをするために洗面所に向かった。

(あ、おやつの用意しなくちゃあ)

私は、キッチンに行くと冷蔵庫の中身を開ける。
冷蔵庫の中身は、食材とプリンが入っていた。

プリンを取り出したら睦月君が丁度こちらに来た。

「睦月君。美味しそうなプリンがあるわよ。
食べる?」

見せるとコクリと頷いてくれた。
食べたいらしい。

「分かったわ。用意するわね。
あと飲み物は……」

冷蔵庫を見たらオレンジジュースだけだった。

あ、昨日こぼしちゃったのだった。

新しいのを買って来ないと
と思いつつオレンジジュースとプリンを用意する。

ソファーの方にあるテーブルに持って行くと
睦月君は、プリンを食べてくれた。

それを見ながら昨日の挽回したいなと思った。
せっかく編集者についたのだ。

役に立ちたい。

そうだわ。
夕食を作るなんてどうかしら?

先生と2人暮らしなんだし
確か河合先輩もやっていたはず
なかなかいいアイデアだと思った。

これなら役に立てられるはず

しかし、やはり思いつきでやると
ろくな目に遭わない。

ガラン。ガッシャン!!

見事に皿を割り、また鍋などを派手に落とした。

「あーまた、やっちゃった!?」

これだと昨日とまったく同じじゃない。
しまったと思った時は、もう遅かった。