いや。それよりも睦月君。
あなた運動神経があったのね!?
先生並にスポーツをするイメージが湧かない。
クールな感じというか
やっぱりバンド系なイメージが強い。
私は、唖然としながら眺めていた。
ハッ!!
いけない。迎えに来たのだったわ!?
「えっと…睦月くーん。
迎えに来たから帰りましょう」
慌てて大声で呼びかけた。
そうすると私に気づいたのか駆け寄ってきた。
キョロキョロと周りを見る睦月君。
「あ、パパは、お仕事で自宅に居るわ
だから今日は、お姉ちゃんと一緒に帰ろうね」
ニコッと微笑むとコクリと頷いてくれた。
良かった…。
どうやら納得してくれたようだ。
そうするとさっきまで
一緒に遊んでいた男の子もこちらに来た。
「おい、睦月
帰るのか?あれ…このおばちゃん誰?」
おばちゃん!?
まだ、そんな年では……。
いや。幼稚園児の子にしたら
おばちゃんなのかも知れないけど
困惑するが、その男の子に
「私は、睦月君のパパの仕事関係で
睦月君を迎えに来たの」
そう言って教えた。



