そうしたらジュースを飲んでいた睦月君が
ギュッと私の服を掴んだ。
驚いて私は、睦月君を見る。
するとストーローで飲みながら
ジッと私を見つめてきた。
真っ直ぐと…。
まるで、それでいいのか?と
言われているような目で
思わず唾を呑み込んだ。
「………。」
「……だったら」
岩神さんが徐に口を開いた。
ハッ!!
慌てて岩神さんの方を見る。すると
「だったらさ。俺と付き合わないか?」
………えっ?
「あの…今、何て?」
私の聞き間違いだろうか?
岩神さんが、付き合おうと言われたような…。
しかし岩神さんは、もう一度私に
「蓮見先生に恋愛感情を持っていないってのは、
嘘だろ?でも、そんな中途半端な恋なら
やめておけよ!?
俺ならそんな寂しい顔をさせない。
だから、俺にしとけよ!!」
岩神さん…。
そうしたらガタッとコップを勢いよく
テーブルに置く睦月君。
いつの間にかソファーからおりていた。
「睦月君…?」
私が驚いて尋ねると
そのまま何も言わずドアの方に向かって行く。
えっ?ちょっと…。



