あ、もしかして
「そ、そうね。
帰りにソフトクリームでも食べて帰ろうか」
アハハッと笑いながら誤魔化した。
すると拓馬君がため息混じりに
「ハァッ…おばちゃん。ガキに気を遣ってもらって
どうするんだ?情けねぇ…」
グサッと突き刺さるような
鋭いツッコミを入れられる。
ガーン!!
「こら、拓馬!!
あんた何、失礼な事を言ってるのよ!?
す、すみません」
慌てて謝ってくれる拓馬君のママ。
「いえ…本当のことですから」
拓馬君の言ってることは、正論だ。
私の戸惑いに気づいた睦月君が
声をかけてくれたのだろう。
こんな小さい子に気遣ってもらうなんて情けない。
しゅんと落ち込みながら
帰り道にコンビニに寄って行く。
コンビニの中にある休憩スペースで
ソフトクリームを睦月君と一緒に食べていると
「おい。さっきから元気なさそうだが
どうしたんだよ?
睦月に変な気を遣わせるぐらいなら話してみろ。
聞いてやるから」
先生が眉をひそめながら言ってきた。
不機嫌そうに…。
「あの…これは……」
本人に話してもいいのだろうか?
だって…話したくなくて私に話さないのでしょう?
そう思うと切ない気持ちになって聞けない。
俯いてしまうと睦月君が
「…お姉ちゃん。アイス垂れてるよ?」
そう言ってきた。
えっ?
手元を見るとソフトクリームが垂れて
ポタポタと垂れ落ちているではないか。
「あぁっ!?ソフトクリームが~!!?」
どうしたらいいかテンパってしまう。
垂れちゃう!!



