イクメン作家と恋心。初期版。(修正済み&205ページ挿し絵有り)


オロオロしていると睦月君は、
お行儀よく靴を揃えると部屋に入って行く。

私も慌てて靴を脱ぎついて行くと
自分の部屋らしい。

子供らしいキャラクター物や
男の子用のおもちゃやベッドが置いてあった。

可愛い部屋……。

そうすると壁掛けにカバンと帽子を置くと
着ていた服を脱ぎ壁にかけた。

まだ小さいのに自分でやれるなんて…凄い。

「睦月君。自分でやれるんだねぇ~凄いね」

笑顔で話しかけてみた。

「……。」

ジッと私を見た後
何も無かったかのように部屋から
出て行ってしまった。

あれ?
もしかして無視されたのかしら?

えっ…睦月君に嫌われちゃった?
でも、嫌われるような事は、まだしていないはず

意味が分からずに慌てて睦月君の跡を追った。

そうしたら脱衣場にある
洗面台で手を洗いうがいをしていた。

背が足りないので、椅子の上に立っていた。

さっきもそうだったけど
言われる前にやるし行儀のいい子だわ。

先生が教えたのだろうか?

ハンカチで手を拭くと
椅子からおりて私の前を通り過ぎて行く。