「あすかちゃん、いつまで寝てるの。 もう、入学式に遅れるわよー。あすかちゃんー!!!!」 目覚まし時計が鳴ってるのに、なかなか起きない私を母が起こしにきた。 「ん~、もうちょっと…。」 起こしにきた母は、あきれていた。 目覚まし時計3つ鳴らしてても、寝ていられる私に。 私は、朝が弱い。 だから、高校は家から自転車で10分ぐらいのとこを選んだ。 そして、もう一つの理由がある。 これが、入学式の朝の出来事。