君とすごした5日間

「今日から2-5に入ります。海原水樹です。よろしくお願いします!」


―ザワッ


「超可愛いじゃん!」

「肌白ーい!」

「天使!!!」


男子は興奮し、女子はあまりの水樹の綺麗さにビックリしていた。


「静かにしろ!では、席は・・・知り合いの葵の隣でいいか?」

はぁ!?


「はい!」


まじかよ・・・


「葵くーん!私自己紹介変じゃなかった?」


「別に。」


前まで、隣が居なくて、教室の角の空が見えるこの席が大好きだった。


今は水樹が隣にいる。


嫌だな。と思ってるハズが、悪くない。と思ってる自分を無視したくて、水樹に冷たくした。



「馬鹿だな。」


俺はボソッと呟いた。

HRの先生の声、

周りの水樹への視線が、

こんなにも鬱陶しく感じるなんて。