陸「ってか“なんか"とか言うなよ。」



でも、実際?


悪魔って呼ばれてるから。


私とみんなが絡んでると困る人は絶対出てくるよね?


ほら、噂では。



"男とヤっている淫乱女"



なんて噂されてるじゃん?



蒼依「でも学校では悪魔だけど?」



憧れの人たちがこんな汚い女と一緒なんて。


みんな嫌でしょ?



夏々「別に私たちの価値とかどーでもいいの!
逆に言いたい奴がいれば言わせとけばいいしね?」



まぁ私もそんな性格だけど。


何言われたって気にしないしね?


でも世の中の人は一つ一つの発言が気になる人もいるじゃん。


だからいちを聞いたんだけど。



潤「夏々の通りだ。
俺も前は噂に流されてたけどでも話しかけてわかった。
お前は猫かぶりだったってな。
だからいいんだよ。」



陸「蒼依、王覇の姫王姫になってくれるか?」



ここで"やらない"って言ったら面白い所なんかもしれないけど。


でも私には面白さの欠片もないし。



蒼依「うん。」



って微笑みながら頷いた。


戒「じゃあよろしく、蒼依。
でも優依ちゃん達はどーする?
だってさすがに保育園まで護衛は無理だし。」



あ、優依達は大丈夫。


いろいろと優依たちは大丈夫だしまず優依たちが行っている保育園は侵入とかはできないしね。