蒼依「冷めないうちに食べてね。
私は寝てくるから。
疾風9時に起こしてね。」
と言って寝室に行こうとした。
──グイッ
──ストンッ
何故か私は陸の隣にいた。
たぶん陸が引っ張ったんだろうけど。
ってかよく私の体、拒否反応出なかったね。
ある意味すごいよ。
陸「蒼依も食べるんだよ。
少しでもいいから食え。」
いや、私本当に今お腹好いてないし。
お昼食べたのが思いの外お腹にたまってて。
それに私がご飯食べると不快に思うよ。
ほら、お昼でも吐いちゃったし。
蒼依「私と一緒に食べるとご飯が不味くなるよ?」
陸「別にいい。
みんな一緒に食った方がおいしく感じる。
逆に俺ら食べにくい。」
食べにくいって。
普通に食べてくれればいいのに。
それにその意見は陸のもので。
他のみんなは不快に思うかもよ?
ほら、目の前で吐かれちゃうと貰っちゃう人がいるじゃん。
その人は本当に不快なんじゃないかな。

