梨絵「...い!...おい!蒼依!!」
蒼依「え?」
梨絵「ボーっとしてたから。
ごめん、余計な事いったよね?
蒼依がいてくれるだけで私たちいいから」
蒼依「梨絵、私も。
いまの仲間、蒼兎、優衣がいてくれるだけていい。
だから私の前から、いなくならないで…。」
梨絵「…………ッッ!
当たり前!
ヒック…蒼依は…私の大事な親友だもん!」
なんて言って泣き出した梨絵。
でもね、本当にありがとう。
梨絵がいなかったら私もう死んでたと思う。
優兎斗が死んで、病気にかかり、余命宣告され。
私の心には闇しかなかった。
でもそんな時に疾風達や子供達が元気付けてくれたおかげで生きようって思えた。
ま、その生きるための目的が闇だとしてもね?
だからもしこの世に神様がいるのなら...
私以外の人を傷つけないでください。
傷つくのは私だけでいいから。
だから残りの人生を。
──この人達と楽しく過ごさせてください

