一途な彼と不器用彼女①



は...それってどういう合図だよ...。


魁柊「黙ってちゃってわかんねーよ!!」


魁柊がキレても一向に口をわらない。


俺の憶測かもしんねーけど...。


喋りたくないって言う事はよ...。


陸「それってさ...
蒼依の命が残りわずかって事かよ...。」


って解釈してしまうじゃんよ。


だってそうだろ。


誰だってそうだろ。


嫌な事は出来るだけ話したくない。


認めたくないって感情がでるだろ。


なんて俺が解釈している時も理事長達は無言のまま。


戒「おい...それ...もしかしてよ...。」


啓「ああ。
今の技術ではあいつの病気を治すには移植しねんだよ。」


は...。


那緒「で、でもよ!
まだ移植っていう道も残ってるんじゃ!」


そうだよな、まだ移植って道があるんだろ?


まだ移植ってゆう道も残ってるんじゃねーか。


空良「ああ...残ってるんだけどな...。
あいつが...蒼依がそれを望まないんだ...。
あいつはさ人の命をもらうほど生きたくないらしい。
それにあいつの所へ行けるなら手段を選ばないだろう。」


...んだよそれ。


じゃあ俺らは蒼依が死んでいくのをなにもしないまままて...と?