潤「それよりあそこで寝ている女の人だれだ?」 「「は?(え?)」」 一瞬俺は潤の言っている意味がわからなかった。 誰かが屋上に来ているだと? それも女が。 屋上は俺らの溜まり場だ。 そこにこれる女は決まってる。 俺らの関係者だけ。 それ以外の女が、いや男でもそうだ。 ここの敷地を跨ぐなんてあり得ない。 でも女は皆女は同じだ。 女なんて全員“嫉妬の塊”。 ただ、そんだけの生き物だ。