一途な彼と不器用彼女①



とりあえず...


蒼依「ごめん...疾風が似てたから...。
ボソッ)...お父さんに...」


なんてボソッと呟いたつもりだったんだけど...


疾風「そっか...。
よしよし!蒼依はかわいいなぁー!」


そうまたポンポン撫でてくれた。


疾風には聞こえてたみたいだね...。


どんだけ耳は良いんだよ。


聴覚が良くなっても頭脳が良くなかったら意味ないのにね。


なんて思ってると...。


ガシッ!


クルッ...


スポッ...


?「さすがの理事長でも俺は無理ですよ。
誰にもあげませんから。」


疾風「はは!俺はただ親父の気持ちになったまでだ。
それにお前になんて負けねーし?」


なぜか私は陸の腕の中にいる。


さっき私疾風の中にいたよね?


一瞬の間に何があったの...。


それにまたみんながニヤニヤしてるし。