一途な彼と不器用彼女①





なんて思っていると



陸「お、おい今誰だ?
俺を殴ったやつは!!!あ゛?」



なんて殺気を出しているけど私にとっちゃ全然効かないから。


あ、でも王覇の幹部とお姫様は怖がってるけど?


さすがに私には効かないよ?


だってこんな輩ばかり相手にしてるから。



蒼依「なに?私だけど?
ってか素直に起きなかったあんた達が悪いんだからね。
私はわざわざ優しく起こしてあげる予定だったんだから。
それより早くしてね。
予定より15分も時間競ってるから。
着替えたらリビングにきて。
着替える所は優依たちの部屋と私の部屋以外の部屋なら別にどこでもいい。」



久しぶりにこんなしゃべったかも。


一気にね?


ってか私の性格丸くなった?


前はもっと冷たかったはずなんだけどね?



って思っている暇はなくて優依達がたぶん起きたから優依達のご飯を用意しないと。


なんて思いながら私はキッチンに向かう。


と案の定眠たそうな機嫌が悪い蒼兎とニコニコした優依がリビングにきた。


本当にどうしたのかしら?


この温度差の差は。


まー起きてくれたから別にいいんだけど。



蒼依「蒼兎おはよ!
今からご飯つぐからご飯食べてね?」



そして私はご飯をついで2人に出した。


ちょっと前に朝御飯作ったから少し冷めてるかもしれない。


ま、そこは我慢してもらおうかな?