キミ色の夏



………

……




それから30分くらい、私たちは4人で色々なことを話して笑っていた。



「今度 隣町で花火大会があるから4人で行こうねっ!!」



と約束をしたあと、愛夏ちゃんは帰っていった。

そして、そんな愛夏ちゃんを送るために瑞希くんも家を出た。



「夕方まで戻らないから」



と、言葉を残して……。


今リビングに残っているのは、私と柚希くんだけ。

夕方まで瑞希くんが戻ってこないということは……それまで ずっと二人きり、ということだ。


もしかして、キス……しちゃうかも……?





「柳井」

「は、はいっ!!」

「ここからは俺が勉強見るから、わかんないところがあったら気軽に言ってな?」

「う、うんっ……!!」



勉強っ。

そうだ、私は課題をやりに来てたんだっ。


キスしに来たわけじゃないんだから、しっかり勉強しなきゃっ……!!



「ん? どした、なんか顔赤いぞ?」

「えっ……だ、大丈夫っ」

「もしかして熱ある? 昨日の今日だからやっぱりまだ調子悪いんじゃない?」


「平気、全然大丈夫だからっ……」



体調は全然オッケー!!

むしろ良すぎるくらいだよ。